東日本大震災により被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
また、皆様のご健康と一日も早い復興を切に願い、お祈り致します。
被災地ペットへの支援物資ご協力のお願い


診療所紹介と院長あいさつ

往診専門の動物病院です。

当院は、まだ県内ではめずらしい『往診専門』というスタイルで診療を行う動物病院です。
大がかりな設備等はございませんので、最先端の医療などは提供できませんが、
できる限り可能な範囲で診療させていただきます。

県外では、以前からこの『往診専門の動物病院』というスタイルは多く、
動物を病院まで連れて行くことが困難なご家庭からの要望に応える形で広がってきました。
現在では予防医療の普及により、ワクチン注射を自宅でやってあげたいという
飼い主さんからの要望も増え、さらに人気がでてきています。
また、往診、つまり訪問診療という面からのメリットもあり、老齢の動物の在宅治療や、
定期検診に対するニーズも増えてきているようです。

わたしは、一件一件の診察にゆっくりと時間をとれて、じっくりお話を聞きながら治療ができるので、
往診が好きです。

院長あいさつ

私たちと、今を一緒に人生を生きてくれているペットの子たち。
どういう巡り会わせで、自分の人生の中の、いまこの時期を、
この子たちと一緒にいるのだろうか、そんなことをよく考えます。

私は社会に出てから今まで、2匹の犬と2匹の猫と一緒に過ごしてきました。
病院のロゴマークのイラストがその子らです。
そのうち1匹の犬は、私がまだ新人獣医だった研修時代の、一番苦しくつらかった時期に
一緒にいてくれた相棒です。
特に何をしてくれたわけではないのですが、あの頃を思い返すと、
この子がいつも気持ちのそばいにて、一緒に生きてくれていたんだなぁと感じます。

私が獣医師として、一人の飼い主として、本当にいやなことがあります。
それは、この子らは数年後には必ず死んでしまうのだということ。
なんで十数年の寿命しか与えられていないんだろうということ。
自分の人生の中で、この子らを看取らなきゃならない時が、必ず来るのだということ!

それが、本当につらく、いやだ。

動物医療の現場の中で、大切な大切な患者さんたちの最期に立ち会ってきました。
苦しくてもつらくてもそれでも、その子たちが必死に生きようとする気持ち、
それを、泣きながら真正面から受け止める飼い主さんたちの強い気持ち、
その中で、自分の心と戦いながら精一杯のことをする病院スタッフたちの気持ち。

今、動物と一緒にいる皆さん、どうか今を大切にしてほしいです。
かけがえのない日々のはずなんです、いま生きてそばにいるんだから。
名前を呼べばこっちを見てくれるし、なでることも抱きしめることもできるのですから。
思い出すことしか、それしかしてあげられない時がくるんです。
どうか、皆さんが、動物との日々を楽しく、何事もなく過ごしてほしいと思います。
その日々の中で、現在の医療で防げるようになった病気からは、
予防注射や予防薬でできる限り守ってあげてほしいです。
それでも、ワクチンでは防げないような、日々の生活でどうしても出てきてしまう
様々な病気があります。
おなかが弱い子は下痢をするでしょうし、吐いちゃうこともあります。
お肌が弱い子だっていますし、腰が弱い子だっています。
また、年齢を重ねれば、からだ自体が弱くなってきます。
私は、そういった病気を、飼い主さんと一緒に治していくように努めていきたい。
自分の子のことを誰よりも深く、心から心配することをできるのは、
やはり飼い主さんだけなんです。
そのとき、そばについていられるような獣医でいたい。

動物はしゃべれません。だからこそ、心をぶつけてきます。
飼い主さんが、自分の子の様子がなんかおかしいと感じたなら、なにかを感じたのならば、
やはりそれはなにかあるのだと、私は思っています。
そういうときに、家でただ様子をみないで、どうか私を呼んでください。
往診という訪問診察なので、詳しい検査はできませんが、
いまのこの子がどういう状態なのかを、飼い主さんに伝えることはできます。
このまま家で様子を見てていいのか、
それとも病院にいって詳しい検査が必要なのか。
迷ったときは遠慮なく教えてくださいね。
往診専門の病院ですので、設備の面では限りがありますが、
これからも私のできることを全力でやっていくだけです。

獣医師、菊池桃太郎。

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